ウマゴンペアの基本的な戦い方

※6/29：「ゴウ・シュドルクLR」について加筆。微細な修正。

　この記事ではウマゴン＆サンビームペアの基本的な戦い方や弱点について述べます。
　記事で言及したメモリーの画像は、記事の最後にまとめて配置してあります。

＜ウマゴンペアのコンセプト＞

　ウマゴンペアの専用メモリーには、会心攻撃に関係したメモリーが多くあります。
　会心確率を上げるメモリーの他にも、会心攻撃をしたときにダメージを与えるSETスキルや、会心攻撃をした後のラウンドで使用できるものなどがあります。

　会心攻撃は通常低確率で発生し、攻撃力が1.5倍の扱いでダメージ計算されます。
　そのため、攻撃力が高いほど会心が出た時のメリットは大きいです。
　後のラウンドで会心率や攻撃力を上げるメモリーを使えば、より強力な攻撃をすることが可能になります。

　左側メモリーは「以心」「心の会話」「コルルとの約束」、右側は「伝心」「戦いへの恐れ」「敵じゃない人がいる」「涙の強化呪文」「いでよ電撃」「運命と向き合うために」などが強力です。

　ウォンレイペアと戦い方が少し似ていますが、こちらは準備の重要性はあまり高くありません。なので、相手の動き次第では準備を挟まずに攻撃するのも有効です。

　じっくり準備して大ダメージを狙ったり、前のラウンドで会心攻撃をした場合に使用できるメモリーを使ってコンボを狙うことが基本戦術になります。
　総じて、会心攻撃に特化したペアだと言えるでしょう。

＜スキルについて＞

　ウマゴンペアは、魔物とパートナーそれぞれ2種類のスキルを持ち、どちらか片方を選んで使用することができます。

　まず、ウマゴンのスキルですが、格闘見開きの攻撃力を+2する”誇らしき健脚”と、会心攻撃をした後のラウンドの攻撃力を+4する”戦う覚悟”があります。
　単純な上昇値を見れば”戦う覚悟”の方が上で、会心攻撃をしやすいことからも発動条件は満たしやすいです。
　また、会心攻撃さえできれば、汎用メモリーがあっても効果を発動できるのも利点です。

　一方、”誇らしき健脚”は、会心発生確率が不安定な組や、サポート系の格闘見開きを使う場合に優れています。
　サポート系の格闘見開きは、汎用の「リィエンの手当て」「小鳥の安らぐ魔物」をはじめ、「「目」を読む力」や「運命と向き合うために」などがあります。

　次に、サンビームのスキルですが、R7の心の力を2上げる”鋭い洞察力”と、R6のお互いの攻撃力を下げる”グルービー！！！”です。
　ウマゴンペアは心の力を活用するメモリーが豊富なので、基本的には”鋭い洞察力”の方が使いやすいです。

　”グルービー！！！”を使う場合、自分の攻撃力も下げるために、攻撃を行いにくくなることに注意しなければなりません。
　特に会心攻撃との相性は悪いので、R6にしたいことを考えた上で、採用するかを決めるといいでしょう。

＜序盤：心の力をためる＞

　ウマゴンペアは心の力の重要度が高いです。
　まずは心の力を上げる効果をもつメモリーを使い、心の力を上げていきます。

　手札・山札にある格闘見開きの攻撃力を上げる「パートナーを探して」を使う場合も、早めに使っておきましょう。

＜R5付近：会心攻撃のコンボ＞

　ウマゴンペアの専用LRメモリーには、R5制限の「いかしてるんだ」「強く、深く」があります。

　この2枚は、前のラウンドに会心攻撃をした場合に効果を発揮し、どちらも強力な効果を持っています。
　これらのメモリーを編成しているなら、R4~5に会心攻撃を狙えるようにデッキを編成しましょう。

　特に「強く、深く」は心の力+3に加えて会心率を+80%でき、連続で会心攻撃を狙うことができます。

　この2枚以外にも「最後の問いかけ」や「諦めない心」は、同様に前のラウンドで会心攻撃をすることで効果を発動でき、連続でコンボを決めることができます。
　
　これらのメモリーを所持していない場合は、前のラウンドで攻撃力や会心率を上げ、「ゴウ・シュドルクSR（左）」等の編成制限のないメモリーを使って攻撃していきましょう。

　基本的には、心の力がたまるほど強力なものを後の方に、「ゴウ・シュドルクSR（右）」や会心率が固定のメモリーを前の方に編成すればOKです。
　相手の妨害や、R7に向けた準備をしていくのもいいでしょう。
　
　編成制限がないメモリーの中でも、「ゴウ・シュドルクLR（左）」は特に強力です。
　このメモリーは会心率は上がらないので、「ゴウ・シュドルクLR（右）」などの赤色右側メモリーや、次のラウンドの会心率を上げるメモリーで補えると効果的です。
　強力な盾の効果があるので、相手の強い攻撃がくるタイミングに合わせるのもいいと思います。

＜R7～：シュドルクLRなど＞

　R7になると、「シュドルク（LR・左右）」が使えるようになります。
　また、サンビームのスキル”鋭い洞察力”を採用している場合は、R7の心の力が+2されます。

　R7に「シュドルクLR」等で攻める場合は、R6以前に「コルルとの約束」や「いでよ電撃」といったメモリーで攻撃力を上げておきましょう。
　フェイントを入れたい場合は、「リィエンの手当て」を使えば上がった攻撃力を持ち越すことができます。

　格闘見開きでの攻撃以外では、主に豊富な心の力を生かせるメモリーを編成するといいでしょう。

＜このデッキの弱点＞

　ウマゴンペアは＜心の力を下げる効果＞＜攻撃力を下げる効果＞＜直接ダメージメタ＞「ヨポポの踊り」「一人前の仕事」といった様々な効果の影響を受けやすいです。
　一方で、直接ダメージと会心攻撃とでダメージ源が分散していることや、心の力がある程度あれば十分に会心を狙えるというように、1つ1つの弱点で受ける影響は小さめです。

　特殊な弱点として”「身を挺した守り」の効果で会心率を0にされる”、”相手が後攻のときSETした「シュドルク（LR右）」を破壊される”などがあります。
　相手が後攻の時は警戒を怠らないようにしましょう。

＜記事で言及したメモリーの画像＞